【歩くだけで健康に】下駄の効用【歩き方改善】

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こんにちは。本日は下駄の効用について。

身体の改善法はあふれていますが、だからこそ難しさもあります。情報の選択の問題、情報源の正確さなど。また、改善法は知ってはいるけど実践する時間がない方も多いと思います。

歴史のある日本文化を改めてみてみると、おもしろいです。

主に、身体の躾、他者に迷惑のかけない教育や精神などで構成されています。

身体の躾というと、軍隊のようなイメージがあるかもしれませんがそこまでではありません。

身体の土台を基礎や基盤をつくり固めます。土台の上に建てるものは自由です。しかし土台がなくては、なにを上に建てても崩れやすかったりうまくいかなかったり。土台が安定してはじめて建てることを可能にします。

鬼のような教育や、現代からみると「あきらかに虐待だろ」という歴史もヒトによってはあると思いますが、そこには触れません笑

下駄の効用

  • 冷え性
  • O脚、X脚
  • 外反母趾
  • 下腿強化
  • 巻き爪
  • 偏平足
  • 下痢、便秘
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 姿勢の改善
  • 全身の歪みの矯正
  • 重心を下げる
  • 丹田の強化
  • 全身をひとつにする
  • 精神強化
  • やる気と活気で満ち溢れる
  • 心を落ち着かせる
  • 祭りや和行事にて、下駄で行っても恥をかくリスクが減る
  • 和装デートで転ばない
  • 風情があり、様になる

下駄の履き方

  1. 足の形に合う下駄を選ぶ
  2. 鼻緒がきつすぎない、ゆるすぎないものを選ぶ
  3. 親指の爪の根元が鼻緒の先端と平行になるようにする

基本的には下駄屋さんに足を運び、店主に相談したらOKです。

下駄の歩き方

鼻緒があることにより、親指の向きや力の支点が変わります。そのおかげで親指から足首にかけての足裏アーチも回復します。ここの機能が弱い人には特にキくと思います。

それが矯正にもなっており正しい使い方をせざるを得ません。その状態で歩行します。

  1.  痛くない程度にまずは履いてみましょう。
  2. 転ばないように、小幅で歩けるようにしましょう。
  3. ペタペタorカコンカコンと、あまり音が鳴らないように小幅で歩きましょう。

下駄履きの注意点

歪みが強い人ほど、下駄の減り方、削れ方が荒くなります。靴には右左が決まっていますが、下駄には左右の決まりがありません。一度履いた下駄は、次回履くときには左右入れ替えましょう。

右足に履いた下駄は、次回左足で履くように。左右前後の減り具合を、なるべく均一化させることができます。

痛みが関節に出た場合には、履くのを一旦中断させましょう。

鼻緒が緩みすぎてきた場合には、下駄屋さんで修理をしましょう。

慣れないうち、雨天には控えてください。

下駄履きのコツ

  • 足と下駄が同化するような感覚を覚える
  • 地面にそっと着く。(ガンとぶつけるようであれば膝を痛める危険があります)
  • 膝とつま先を同じ向きに揃える
  • 膝と股関節をやわらかく使う
  • 呼吸を忘れない

1日数分、集中して履いてみましょう!

普段から和の履物を履いてる方はなんともないと思います。歪みの改善を目的として取り組む場合には、集中しないと転んでケガしたり関節を痛めたりするので注意です。

あまりにも歩けなかった場合は壁に手をつきながら補助を行いましょう。

大多数の人が足の歪みがあると思います。歩いているだけで身体の躾になり歪みの改善になるというのはとても魅力ではありませんか。

下駄で足を鍛えられると、全身の改善につながります。スポーツシューズで散歩もいいのですが、下駄で散歩のが効率いいですよ。

二本下駄で走れるようになったら身体機能は超人レベル。

一本下駄で走れるようになったら身体機能は仙人レベルといわれています笑

私はまだ未熟なので一本下駄には挑戦できません。二本下駄でかる~くテンポいい感じにジョギングできる程度かな・・・

おわりに

身体全身をなんとなく大雑把に鍛えるのでなく、足の指一本から徹底的に鍛えなおす。武道では膝や足の使い方が重要とされていますが、それは身体を持っているヒト全員に当てはまります。

足の使い方がよければ日常も楽になり精神的にも疲れが出にくいですよ。

歴史ある躾は、効能の質が高いからこそ何年も続いていたのだろうと、考えずにはいられません。

戦前には下駄、草履(ぞうり)、雪駄(せった)、足袋(たび)、草鞋(わらじ)が当たり前でした。戦後には西洋文化が入りすぎたため和物履物屋さんが激減しました。同時に病気も圧倒的に増えたことを知っている人も多いでしょう。

大量生産されたスニーカーやスポーツシューズはやわらかいため、躾にはなりません。 下駄のつくりは足が活性化されるような作り方でもあります。硬いけど躾になるのです。

【下駄を履くことで健康になる】というのは事実なので、あとは実践するかしないかです。

下駄が恥ずかしいとか言ってるヒトへ。足が弱いからこそ羞恥の感覚が前に出ます!笑

足を鍛える下駄は、人生の可能性を多いに広げてくれる相棒です。(誇張ではない)

都内にある数少ない、歴史ある下駄屋。→鈴木屋さん は超おススメです。

下記は下駄屋さんと整体師のコラボ商品。(何度かお会いしてお世話になっている先生です)こちらも超おススメの品です。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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