掃除の勧め

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今回は掃除について。

家の掃除、職場の自分のデスクの掃除、町の掃除
単位は違えど自分の所属するコミュニティの掃除は色々なものにメリットがあります。

局所と全体の記事にもある通り
局所が変われば全体も変わり、全体が変われば局所が変わるというロジックがあります。

家の掃除をしたことによる体への効果!

・埃や汚れなど、アレル物質は体への影響があります。特に神経系や呼吸器です。咳をしやすい方や鼻水、痰が出やすい方は是非一度掃除をお勧めします。また、拭き取りをし『汚れが取れた!』と認識することで体の神経系のリセットになります。

・空気の入れ替え。空気は自然のモノであり、私だけのモノという風に所有しては全ての循環が滞ります。換気をしていない部屋というのは、空気が床を這い空間が淀みます。足の冷え性、膝痛、外反母趾などでお悩みの方はもしかすると淀んだ空気の重みのせいかもしれません。(余談ですがお金や人を支配、所有する感覚もいろいろ狂わせてきたりします・・・)

・空間の認識。誰しもこの部屋に入ると気分が上がる、落ち着く、緊張感がでる、不安定になるなど、お持ちかと思います。それは空間全体と自分との関係によるものなのですが調整できるところは調整してしまいましょう。自分の部屋が綺麗な部屋か、乱雑になっているかで、落ち着きの度合いが変わると思います。これは程度問題で散らかっている方が落ち着く、完全に綺麗サッパリになっている方が落ち着く、置物があるかどうか、ダンボールがあるかどうか、人によってもバラバラでその時の心理状態によっても様々です。
これについては一度両方とも試して頂き、どちらが自分に合っているのかご経験ください。

・綺麗な壁に囲まれることは、自分の体全体も正しく機能し、美しくなりやすいものです。埃や汚れがない、飾りやフィギュアを黄金比で配置する、壁と並行、地面と並行させること、などは体の平衡感覚、重力の認知を強化し身体機能の底上げとなります。太陽の動き、空気の流れすら無意識に捉えるようにもなるので、自律神経、精神の安定に近ずくことができます。

・神経系の正常度合いは、そのまま認知症予防や、痴呆予防、記憶力の強化、感情のコントロール強化などなど、実に良いことばかりです。

会社での掃除もほぼ同様ですが、注意点は家のコミュニティよりも、とても大きなコミュニティだということです。周りの人のデスク、会社全体がそこそこ汚れていても、自分のデスク周りを整理整頓、掃除ができていれば精神の安定を保つことに繋がります。ミスで上司から怒られたり、気にくわない人が周りにいたとしても、『次は頑張るぞ』『一定の、適度な距離感を保とう』などど前向きになりやすいものです。綺麗さがあればもしかすると、隣の同僚や周りの上司から歩み寄ってきたり、相談もされやすいかもしれませんね。
会社全体の掃除は朝一に全員でやったり、班を決めて取り組んだり、掃除専門の方を雇っていたり、様々ですが、是非できる範囲で行動してみてください。

掃除にハマると、自分が活き活きと活発に、趣味が増えたり、なにかへの挑戦だったり、やらなければならないタスクを早めに処理できるようになったりと、良いことしかありません。

町の掃除も同じようなものです、これに関しては行政がやったり、ボランティア委員会があったり、どこかの仲間内でワイワイゴミ拾いをしていたりなど、です。

これは少しハードルが高いかもしれないですが、これもできる範囲でやれることが理想だと思います。
道のど真ん中に大きなゴミがあり気にくわないから捨てる、家の前に吸い殻があったので捨てる、大量にゴミが散乱している環境へは行かないなどという対処があります。

いかがでしたでしょうか。
局所と全体の関係というのは、どちらかが変わってしまえばどちらかは必ず変わるのです。掃除を徹底する会社、整理整頓を徹底する会社、お固いイメージもあるかと思いますが、こういったロジックが潜んでいることを熟知している経営者さんかもしれませんね。

まずはできることをできる範囲内で行動していくのがおススメです。

行動さえしてしまえば、結果も変わりますから。
外部の結果が変わってしまえば、局所である自分の体も変わっていくこととなります。

最後までご覧頂ありがとうございました。

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