今回は上半身の力を抜くやり方、ということで 甩手(スワイショウ)という体操をご紹介します。
こちらは中国武術の準備体操などで行われる体操になります。身体を緩め、整えるには上半身の力みを抜くことは必須です。
また肩こり、食いしばり解消などにも有効です。
このようにデンデン太鼓のイメージで腕に、力の波を伝達させます。
スワイショウの効用
- 冷え性
- 重心を下げる
- 中心軸の回復
- 内臓の活性化
- 背骨の緊張をとる
- 内臓の緊張をとる
- 肩こり
- 頭痛
- 食いしばり解消
- 視界の改善
- 顔の歪み解消
- 胸郭を広げる
- バストアップ
- 姿勢の改善
- 脂肪の燃焼
- 丹田の強化
- インナーマッスルの強化
- 精神強化
- 身体を静かにする
- 雑念を消す
スワイショウのやり方
- 足を肩幅に開く
- 膝を曲げる
- 膝の弾みを使い手を前後に振る(歩くときに腕を振るように)
- 慣れてきたら股関節を起点に上半身をまわす
- 呼吸を忘れずに行う
スワイショウの注意点
- 膝と爪先の向きを揃える
- 膝が爪先を越えないこと
- 膝をねじらないこと
- 慣れない内は長時間行うことを避ける
スワイショウのコツ
- 膝下を地面につなげて固める
- ふとももから上は柔らかく使う
- 手は極力ゆるませる
- あくまで股関節を起点に、背骨(尾骨から頭部まで)を軸に振る
- 手や腕はただ振られているだけという意識で
- 波をイメージすると簡単
- ボーっと口を開けながらやるとすぐにできます
1日5分、集中して取り組みましょう!
慣れない内はふらついたり、普段使えていない弱い部分が明確にあらわれます。 まずは短い時間を集中して取り組むことから行いましょう。
手や腕の力みが強い場合、どうしても腕から動かしてしまいがちです。
アゴの力を抜くことで手や腕の力は抜けますのでポカーンとあけながら心地よく行いましょう。
また地面につなげて固めるというのも、なれないうちは難しいです。指標としては膝がねじれないかどうかで判断します。
膝は曲げて、伸ばすという関節で、まわす、回転させるという動きができない構造になっています。
膝をねじってしまうと、必ずといっていいほど痛みに発展してしまうので注意。
膝をねじってしまわないようにガチっと固めましょう。
何十分も、何千回も行うとかなり健康状態がアップします。
とても簡単な運動なので、気軽にはじめてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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