今回は歩くことについて。第二段です。第一段はこちら。
歩くことは健康にいいと、いろんな方が言っていますがそれを深堀りします。
大前提として
進化論的解釈では、人間は人間である前にヒトです。
ヒトである前に陸上生物です。
陸上生物の前に動物です。
歴史を見るとわかりますが、今の人間的な文明社会よりも、ヒトとしてのホモサピエンスや類人猿などの狩りの時代が圧倒的に長いです。
長い年月が経ち、手を使う生活が始まり脳が発達していきます。そしてついに物を利用したり建造物を建てていくわけです。(今の我々の生活の基盤となった生活様式のはじまり。)
これらの時代背景を、一瞬ですっ飛ばして我々は出産されて現実に存在しています。家族、親族に感謝せねば。
(よく考えてみるととすごいですよね。そして当たり前で自然なことを話しています。)
古代の動物たちからすると現代は時代が超高速で動いているように感じるでしょう。また、現代からすると数千年前~数万年前などはまんま超スローペースで感じるのでしょうね。
大正、明治、昭和までは身体感覚、運動能力はとても優れていたそうです。飛脚などの運び屋、力士、武術家、歌舞伎や能などの芸者、世界に誇れる刀職人、あらゆる分野に優れていた人間が数多くいました。(外国のお偉いさんが始めて日本の地に降り、文化を感じたとき、「こいつら凄い。怪物か」のように証言している文献が何冊もあります笑)
そのすごい人たちの身体感覚を引き継いでいると思いきや・・・
そこで、昭和の終わりから平成、令和になり更にとてつもない速度に加速した現代日本。
日本はもともとが島国なので外国の文化が入りづらく、戦前までは圧倒的スローペースです。
(念のために記述します。色目で捉えているわけでなく私は右翼でも左翼でもありませんので笑)
人間の基礎の基礎が失われる?
前述の通りに、【スローが当たり前の時代】→【超高速な時代への転換期の真っ只中】となっています。
スローな時代の状態というのは、受精から出産までの工程をしっかりじっくり栄養を蓄えながら成長します。栄養が満点なので赤子が元気まんまんなわけです。
- 精子と卵細胞の合致(DNAのデータをもとに個体発生が始まる)
- 骨の形成、筋肉の形成(などの構造的成長)→0歳から20歳まで
- 内分泌系、神経系のスイッチの切り替えを上手にする(意識レベルの成長)→15歳から50歳まで
- 自己と他者との距離感の把握(皮膚を介した絶対的境界)→20歳から70歳まで
- 自分の目的を知る(空間を超越した、魂やDNAレベルの叡智 )→∞と0歳から100歳と∞まで
上記が基礎の基礎です。要は健康の大前提となる部分です
【質素だが上質な身体】
遥か古代から時代の統領がいるわけで、よい時代(?)にするために一般人を牽引し引導してきました。
しかし、半ば強引に引導されているわけで、時代に着いていけずそれに疲れている人も多くいたわけです。
(世界的な税金の徴収。言葉は悪いですが無意識下で労働の強制を強いられるのです。端的に言えばこれが嫌ならば完全に自分ひとりで生きていけ、と世界に敵対するような状態になりますね。涙。支配層と奴隷層は今もくっきり分かれている、というのが私の意見です。)
近代科学が、石油を原動力に革命を起こします。第一産業を支え第二次産業を発展させ第三次産業への余裕をもたらします。工業的発展から食文化や医療、衣類その他インフラに大きく貢献しました。(同時に戦争や紛争で罪なき人が屍となった。)
【なんとなく平安でなんとなく身体が良い、気がしている】
しかしこれが皮肉なことに【悪魔の果実的要素】となり、超高速な現代になることと引き換えに、多くの発達障害者やノイローゼ症候群、奇形児、統合失調症など精神疾患患者が圧倒的に増えてしまう現実です。
忘れてはならないのが、統領その他政府要人たちは、核の存在や、心理的駆け引きを擦り切れるほどしているのでしょうね。頭が上がりません。(誰)
石油や電波などが身体のあらゆる組織に悪影響をするというのは周知の通りです。
われわれ先進国では石油があらゆる領域に浸透し、平安な生活の質が豊かになるとともに、全ての発育が途切れ途切れの状態で存在してしまうことになります。
人間の基礎レベルを向上させるには、【歩くこと】!
どうして【歩くこと】で基礎レベルが向上するかと言いますと、全身の協調運動や脳が関係しています。
協調運動とは全身がバラバラと動かず、足が動いたらふとももも動き、骨盤が動いたら首も動く。身体のなかで【止まっているところがない】状態のときは協調運動ができています。
有酸素運動などを長時間することでほとんどの方が体感できます。「あ、ずっとこのまま動き続けられるかも」と感じたことはありませんか?
あれが協調運動されている身体の状態です。
まさに時間や体力を忘れて「ずっと続けられる」のを可能にします。
あの身体感覚が生活の中で常にあるとしたら・・・?最強です。
昔の日本人は協調運動を当たり前にしていました。それもそのはず、戦前より昔の方々がこの基礎を作ってくれたからです。島国だからこそ人と人との協調性も大事です。日本人だからこそ培うことができた、身体感覚文化の賜物ですよ。
それが崩れてしまって数十年経っているわけです。
歩くことで協調運動を誘発させるのですが、協調運動ができてからその時間が長ければ長いほど効果が高いです。
協調運動の脳のモードになることで失われた感覚を取り戻せるのです。
身体のなかでサボっているところをなくしていくと、先述の5つの基礎要素を全て底上げさせます。
生殖器の回復、性欲の増加、骨と筋肉の発達、食欲の増加、客観的視点を意識できるようになる、波動が上昇し穏やかになる
などということが起こってきます。 まあ、簡略化すると運動すると健康に、元気に強くなるよねといっているのです。
同時に、精神疾患系のあらゆる不定愁訴からは遠ざかります。
協調運動している人と、していない人の身体感覚の差
協調運動のレベルにも変わってきます。全ての組織が流動的に動作ができるダンサーやスポーツ選手、は協調運動ができているかどうかでパフォーマンスは圧倒的に変わっていきます。(戦略や戦術はヌキとします。)
プロの方々は、我々一般人と比べると、運動している時間が長いです。それは協調運動の時間がとても長いということを意味します。
その時間が長いから、強い。
逆にその時間が短ければ、弱いのです。
スーパーマリオの【スター】が前者の場合は10分、後者の場合は1分みたいな感覚です。そりゃスターの時間が長いほうが快感ですよね。
もちろん血のにじむような鍛錬は、一般人にはできないので、そこそこでいいのです。
「あ、なんかずっと続けられる」というような状態になってからがスタートなので月1とかでこういった日を設けられるといいですね。
私も、昔は山手線1週するとか、そんな日を設けていました。今は専ら登山かロードバイクです。
おわりに
なんの記事だよ、とつっこまれるような記事になりそうでした涙。ちょっと分かりづらい表現などもあるので、追記や校正が必要ですね。
無理をしない範囲で有酸素運動をし「 あ、なんかずっと続けられる 」という協調運動の時間を増やしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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