先日、 いつものボルダリング仲間で2度目の天王岩へ。
ここ最近はボルダリングも週2で行っている。外岩経験もじょじょに増えてきているので、今回のルートもばんばん登ろうと意気込みました。
天王岩は東京あきる野市にある岩場。初級者~中級者まで楽しめる。
アクセスもよく都内から車で90分~100分くらい。現地のすぐそばに駐車場があるので便利。(1000円かかる+16時で閉まる)バスや電車で行っても結局は現地まで遠いので、タクシーを乗るハメに。
アップと前回の復習!
現地に着きまずは復習。前回、無事登ることができた【5.10a】の課題。
リードではまず無理なのでトップロープで登る。前回の記憶をたどりながら登るがやはり詰まる・・・
休憩ありでなんとかクリア。よかった!
続いて他の課題、【5.9】をクリア。そこそこ順調。最後に【5.7】をクリア。
朝早くから岩場へ行き、3度のぼり、駐車場閉鎖の時間になってきたので終了。早朝から来て3度しか登らないのはもったいなくもあるが、仕方なし。
前日の雨で岩に雨が染みこんでおり、コケもあり危険だった。岩場自体、森の中にあるので陽が当たらない場所はまず乾かない。乾くまで1~2時間待ったかな?
ボルダリングはジムによってだが、2~3ヶ月で課題が入れ替わる。取り逃した課題があるともどかしく、課題が変更するまでなんとかクリアしておきたい。
外岩の醍醐味は課題が半永久に残ること。クリアできなくても何度もチャレンジしクリアするまで挑戦可能。岩場全部をコンプリートできるまで何年もかけているクライマーもいるそうだ。
次回の天王岩はよりスムーズに登れるはずなので、早くも楽しみだ!
課題の難易度のはなし
休憩中に「どうして【5.10】という設定なのか」ということに疑問を持った。
○級でいいじゃん!と。笑
岩場では下記の課題設定がある。
- 5.7
- 5.8
- 5.9
- 5.10a~d
- 5.11a~d
- 5.12a~d
- 5.13a~d
- 5.14a~d
下に行くにつれて難易度が高く、dに近づくにつれ難易度が高い。
○級、○段のほうがわかりやすいやん。少し調べてみました。
デシマルグレードは5.10が上限だったことに端を発します。いまや、5.3とか5.4とか言われても、あまりに簡単で区別がつかないかもしれませんが、デシマルグレードが考案されたころ(1960年代)は、基本、登山靴で岩登りをしていた時代。
その時代に5.10が上限とされたのです。
しかし、1970年代に入り、専用のクライミングシューズが開発され、さらにクライマーのレベルアップもあり、5.10以上と思われるルートが出てきました。そこでとりあえず、やさしめの5.10を5.10aとし、その上を5.10bとしましたが、さらに難しいルートが現われ、5.10c、5.10dときてしまいました。
そして、新たにまったく別の次元の難しさということで5.11という数字が誕生します。その後、5.12、5.13、5.14とグレードは伸び、現在5.15に至っています。山と溪谷社
グレードをつけるのは、最初にそのルートを登った人=初登者です。平均的にどういったタイプのルートでも登れる人なら良いのですが、どんな人にもたいてい得意、不得意があるもので、だれが登っても納得できるようなグレードがつけられるとは限りません。
なんと検索をかけたらいいのか分からず、リンクを辿って見つけました!さすが山と溪谷社さん。拝借いたしました、ありがとうございます。
他国の、昔のもの、がそのまま使われているという認識です。
同じ課題を登っていても、人によっては「やさしい」、人によっては「つらい」となるのはかなりわかります。
岩場は登ってみないと分からないです。だからこそ初めて登った人が、「このくらいの難易度ならこのくらいだな」という設定をしてくれているのですね。
唯一の指標といった感じ。
おわりに
夏は岩場のオフシーズンです。気温が高く岩そのものが熱すぎて登れない。今回の岩登りは一旦落ち着きます。
オープンはおそらく9月の後半くらいかな?
次回はよりスムーズに登れるように演習と基礎鍛錬はかかせません!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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