こんにちは。 呼吸が変われば全てが変わるの補足。
呼吸法について記事にしないつもりでしたが、ノーリスクでゆっくりじっくり改善していける方法が記憶の片隅にあったのでそちらを記事にします。(汗)
呼吸の浅い方、必読です。
吸うことしかできない人
現代人は常に興奮し、慢性化した緊張状態にあります。その中でも過度に緊張している方は身体の一部に慢性化したコリがあるはずです。
緊張状態というのは、交感神経過剰のことを指します。
コリというのは部分的で局所的な、身体の使い方をしていると必ず出現します。
部分的で局所的な使い方を改め、まんべんなく使う方法を習得しましょう。
緩む時間を持っている方、切り替えの上手な方は問題ありません。きっとまんべんなく使えているはずです。
慢性化した緊張状態の方の特長を下記にまとめました。こちらを指標にご自身でチェックしてみてください。
- 常に思考し脳を休める時間を確保していない
- 移動時間も音楽を聴く
- テンポの速い、激しい音楽を好む
- 会話が早い、相手に話す間を与えない
- なにもしていない時間がもったいなく感じる
- 味の濃いものや辛いものが好き
- スマホ依存(スマホの奴隷)
- 眼圧が高い
- 血圧が高い
- 口呼吸
- 身体の一部のコリに悩んでいる
- 内臓が硬い
もちろんこれが全てというわけではありません、あくまで指標です。こちらに多く該当される方は緊張状態が慢性化している可能性が高いです。
緊張状態というのは、それだけで呼吸が浅いので「もっと吸わなきゃ」という状態になります。
一時的な緊張状態の例をあげると理解につながるかもしれません。
大勢の前で慣れない発表をしたとき、上司や先輩に怒鳴られている場合などはこれにあたります。なにかしらのパニックがあることによって心拍数が上がりますよね。
これがずっと続いていくと、【過呼吸】【脱水症状】【めまいや貧血】を招きます。
吸ってはいるが吐けていない状態です。
吐くために重要なことは内蔵を感じること
吸う→吐く→吸う→吐く
という基本的なリズムで、心身の安定がとれている状態です。
吸う→吸う→吸う→吸う
となっている方は、この状態を解除させましょう。
吐くための方法はたくさんあるのですが、一番簡単でノーリスクな呼吸法をお伝えします。
- お腹を手で包み、覆う
- 内臓を手で絞るように、内蔵の中心部に向かってじっくり圧迫していく
- 圧迫した力を緩めず、呼吸をする
- 限界まで圧迫したらゆっくりと圧迫している手を緩める
ここまでで1セット。これを3セットから5セット行いましょう。
5分もしたらお腹のまわりに血液が巡ってくるので内蔵が活性化し横隔膜が緩みます。肺も広がるため【吐く】ことができるようになります。
吐くために重要なのは内蔵を感じることです。
硬い内臓が、ほぐれてくるので、それを感じましょう。
安定した呼吸を手にするには
常に呼吸に意識を向け、
限界まで吸う→限界まで吐く
ということを意識しましょう。慣れてくると上限、下限が広がっていきます。
時間をもっと作れる方は、是非運動をしましょう。運動をすると心肺を鍛えられるので、意識せずとも呼吸が深くなります。
また体力が着くと同時に身体のバランスが整うのでおススメです。
- 思考するときはして、しないときはしない。メリハリがある
- 移動時間は整える時間になる
- テンポが遅い、静かな音楽も楽しめるようになる
- 会話に緩急をつけられたり、会話そのものがすきになる
- なにもしていない時間が、【最高の贅沢】と感じる
- 食材の味を感じられるようになる
- スマホをひとつのツールとして有効に使える
- 眼圧の調整が可能。(眼の弛緩は全身の弛緩に大きく作用する)
- 血圧の調整が可能(血管を鍛えられる余裕ができ、ちょっとやそっとのことではめまいや立ち眩みが起きない)
- 鼻呼吸ができ、咳が少なくなる、脳のスッキリ感を維持しやすい
- 身体の一部位の慢性的なコリに悩まなくなる
- 内臓がやわらかくなり、便通が良い、心身の安定がある
上記の状態に近づきます。
お腹に手を当てるだけでこれだけのものが変化します。
おわりに
呼吸法はリスクがあるものがほとんどです。まじめに取り組んでいる方は問題ないのですが、半信半疑で取り組むにはリスクをより高めます。
「やってみたい呼吸」と「今の自分の身体」の相性というのがありますので呼吸法を学びたい方は集中しながらやりましょう。
今回の紹介は、実は呼吸そのものを直接的に変化させる方法ではないのです。内臓が緩むことで【間接的に呼吸が整う】技です。
間接的、というのは「身体がこっちの呼吸の方が都合いいな」と判断した結果です。
身体の意思でそうなったものだからこそ、心地よく改善されます。
呼吸が浅くなるときも同じです。パニックになったときや身体が興奮状態になったときに「身体がこっちの呼吸の方が都合いいな」と判断した結果で呼吸が浅くなります。
むりやり呼吸そのものを変化させようとすると、脳が情報処理できないので身体に染み付きづらいです。
呼吸の浅い方は、是非実践されてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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