こんにちは。私が日課としてやっている様々な運動が私を治してくれました。
継続するのは大変ですが、継続することで大いなる力がつきます。
上記を深堀します。
昔の自分に向けて発信します。
頭でっかちを辞める
私は読書をひたすらしていた時期がありました。その間、運動はこれといってなにもしていません。
血液循環は完全に頭よりで、【頭>身体】となってしまった。それに気付けず、人一倍勉強して励んでいるのだから偉いという「謎のプライド」を無意識に作っていました。
【頭>身体】となっている以上、頭だけが覚醒した状態で身体の身体感覚は薄くなります。
この期間が長ければ長いほど、「できた気がする」また、「できている」といったふうに現実とのズレが生じていきます。
まわりから見たら「え、それなにもできていないよね」と思われている状態なので、とっても恥ずかしいわけです。
そして今振り返ってみても、やっぱり恥ずかしいですね笑
無知の知を感じる
汝自らを知れ。
ソクラテスの格言
哲学の祖ソクラテスの言葉です。
- 人が知れることは限られている
- 知った瞬間になにかが抜ける
- 無知に気付けるか否か
主に上記のような解釈をしております。
どんな局面でどんな人格でどんな性格であろうと【無知】はあります。
料理の専門家が武道の専門家の知識を知っているかといったらそんなはずはありませんし、パキスタンの戦争中の兵隊が日本の若手お笑い芸能人を知っているかといったらそうではありません。
当たり前っちゃ当たり前ですよね。境遇も人種も違いますから。
自分の内側にベクトルを向けたとき【無知】に気付けるかどうかは、成長を促進させるか抑制させるか、かかってくると思います。
(気付けなくてもいずれなにかが起こって、無理やり気付かされることになる。その時には、ロスした分を取り返そうとより躍起するはずですが)
全てを知ることはできないし、全てを知る必要もないというソクラテスの言葉を引用しました。
実は身体もこの例と同じです。
頭>体
というバージョンの人にとって、
頭<身体
の人のことを理解するには無理です。(経験があれば可能)
逆も同じですね。
しかし、どんな人も持ち合わせている、単なる 【バージョン】なわけで、意識の切り替えや身体の切り替えによって可能です。
身体が緊張しているときは「知らない」
頭>体
というのは興奮、緊張状態と捉えてください。
- スポーツの試合で怪我をした→痛くないからそのままやる→試合終了後に痛み出す
- お客さんが大量に店にいて店内が回らない→営業終了後に疲れがどっと出た
- 熱があり具合が悪いが子育てをしなければならない→子供が怪我をしてしまったので病院につれていく→子供が病室に入った瞬間、自分自身の疲れを感じた
外部の事柄や任務を優先する状態から、自分の内面に意識を向く状態になると、ふと忘れていた宿題がどっとやってくるかのように辛さがやってくるアレです。
頭<身体
の状態というのは外部の事柄や任務をよりも、自分の内面が優先になります。
しかしだからだこそ、身体を治せるし、能力アップすることを誓うようになると思うのです。
頭を緩めない限り身体に意識は向きせんから、
身体が今どんな状態で、なにを感じて、なにをしたいのか
ということを「知る」ことができません。
しかし、外部のことを優先しているのでその分仕事やなにかしらの任務の質は絶対的に上がっているはずです。(素敵な日本流の根性です笑)
身体にとことん意識を向けると身体は勝手に治る
頭<身体
という状態になると身体の循環が良くなり、頭に昇っている血液は少なくなります。
- なにも考えない時間を作るのが、心地よかったり
- ポカーンと口を開けるとより体に血が流れて、心地よかったり
- 身体が大きく感じるので、全能感がでてきたり
と、まあ様々です。
いままでずっと頭を空にする鍛錬はしてきていたつもりですが、師匠方からすると全然できていない模様。
悔しかったので更に磨きをかけ、この半年でそれなりのモノにしました。
毎朝なにか鍛錬をしているのですが、今回ばかりは体調不良で「今日は辞めよ」と怠けようと思ったのが間違い。
体調不良だからこそルーティンという型に助けてもらえるのです。
現に、鍛錬前と後では大きく体調が変化しています。
師匠から「おい、さぼるな」というお告げがきたような感じでヒヤっとさせます。
そして「ほらな、鍛錬はいいだろ」と気付かされるものとなりました。
鍛錬をルーティン化させると戻ってこれる話し
鍛錬と聞くと、ごっつい体育会系かと思われるかも知れないですが、そうでもないです。
- 今の身体の確認
- 昨日よりもできたこと
これを軸に確認しつつ、集中しながら体操や太極拳やらをやっているのみ。
人によっては毎朝、毎晩でこういったものがあると思います。
ルーティンがない方は今すぐ作ったほうがいいです。
- 読書
- 瞑想
- 運動
- 仕事の反省と目標を確かめる
- 掃除
- 料理
- 入浴
など、なんでもありですね。「これをやったら日常が心地よく巡る」といったものを見つけられるとかなり生きやすくなります。
また仕事や人間関係などで、突然事件が起こりパニックになった場合にも有効です。
その事件解決まではなんとか早急に対処するべきだと思いますが、時間の関係やどうしようもないものだったりする場合は一度思考を止めルーティンのある生活に戻りましょう。
そうすることでまたなにかあったときの対処を、全力で当たる体力を温存できます。
おわりに
体調不良だとしても、毎日の鍛錬は必須だと、思い知らされました。
睡眠に甘えているだけでなく、自分自身で身体を治すことが大事。
自分の身体と仲良くなれるし、自分の身体を知ることを更に深めてくれた気がします。
こういう体調不良のときは特に腰が重いので、日ごろから鍛錬して体力を高めないとですね笑
最後までご覧いただきありがとうございました。
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