今回は蹲踞(そんきょ)について。難しい漢字ですね~
下半身の強化にとても役立つエクササイズになります。正しく行い健康を目指しましょう。
蹲踞(そんきょ)とは
体を丸くしてしゃがむ、または膝を折り立てて腰を落とした立膝をついた座法を言う。
蹲う(つくばう)には平伏・平身低頭する意味、踞む(こごむ)は屈み込んだ状態を指し、腰をかけたり中腰の状態の踞ぐ(しりうたぐ)を指すことから転じて貴人が通行する際にしゃがんだ状態で礼をするさまを言う。
(Wikipediaより)
上記の姿勢です。剣道以外では相撲、ヨガなどにみられる姿勢になります。
蹲踞(そんきょ)の効用
- 冷え性
- 巻き爪
- 魚の目
- 外反母趾
- 膝痛
- O脚、X脚
- ふともものスリムアップ
- お尻のスリムアップ
- 腰痛
- 肩こり
- 姿勢の改善
- 全身の歪みを矯正
- 重心を下げる
- 丹田の強化
- インナーマッスルの強化
蹲踞(そんきょ)のやり方
- 足を肩幅に開く
- 足を45度づつ外側に開く
- 腰をまっすぐに保ったまま、かかとの上にお尻を下ろしていく
- 手は腰に添えるなり、膝の上に乗っけるなり自由で構いません
- お尻に力を入れ、背骨が地面と垂直になるよう天に伸ばす
蹲踞(そんきょ)の注意点
- なるべく上半身をリラックスさせる
- 重心が乗る位置は親指と小指の付け根を線で結んだ中心にくるようにする
- 膝と爪先の向きをそろえる
- 膝や腰が極端に痛むときには控える
- 慣れない内は長時間行うことは避ける
蹲踞(そんきょ)のコツ
- 目線をヘソの向きを地面と平行にする
- 口をポカンと開ける
- 腹式呼吸をする
- 腹筋と背筋を同じ力で保つ感覚
- 股関節を緩めてお尻をキュっと締める
- 地面を感じる
- 指が全て地面にペタと繋がる感覚
1日1分、集中して取り組みましょう!
慣れない内はふらついたり、普段使えていない弱い部位が明確にあらわれます。まずは短い時間を集中して取り組むことから行いましょう。
- 足指がつりそうになる
- ふくらはぎが震える
- ふとももが震える
- 骨盤まわりが全力で伸ばされる
などという反応がでてきたりします。続けていくことで上記のものが治まっていきます。
正しく行うことは身体の歪みを正す働きをするため、強くなっていくと同時に身体が軽くなっていきます。
1日1分が軽々こなせるようになったら、1日に2回、3回、と増やしていきましょう。
スクワットやランニング、その他筋トレなどで負荷がかかる部分が違います。毎日のトレーニングのお供に蹲踞(そんきょ)を取り入れてはいかがでしょうか。
足が鍛錬されると地に足が着き、心身に安定をもたらしてくれます。
何時間でもできるような身体になれたら、身体の不調はまず出現されません。数年後の自分のために取り組んでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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