今回は寝起きについて。
・寝起きがだるい
・寝起きに身体が痛む
・また今日も仕事かと憂鬱気味
・寝起きだけど仕事があるのでがんばる
・朝はいつもさっぱり
ざっくりと挙げるとこのように分類できると思います。
これはイイあれはダメというのを記したいわけでなく、結果と考察のための記事になります。
・寝起きがだるいのはしっかり寝られている証拠!?
自律神経の副交感神経、交感神経は耳にされる方は多いのではないでしょうか。いわゆる活動のONと休息のOFFのシーソーのような双極性のリズムです。
日中で働いたり思考したりなにかをするときにはONのスイッチになるわけで、がんがん動けることが可能です。運動神経が主に活発化されます。
夜寝るときには休息をするためのOFFのスイッチが作動し、睡眠に移行していくんですね。感覚神経が主に働き治癒が始まります。
寝起きがだるいというのは、【ONOFFの切り替えがうまくできない】【治癒に時間がかかっている】【治癒途中に無理やり起きている】といったことが起こっている可能性があります。だるいというのも、2時間後3時間後と時間とともに回復していく様であればそれは一般的だと言われています。一日中続くとなると、厄介です。なにか対処をしましょう。
・寝起きに身体が痛むのは前の日に特別なことをしたから!?
痛みというのはとてもラッキーサインで、身体からの情報を心髄に伝えてくれます。「これはしないほうがよかったよ」「あの状態でこれをするのはあんまりだよ」と身体が教えてくれるんですね。しかし毎朝痛むとなると、厄介です。なにか対処しましょう。
また、寝違いや筋肉痛も身体が治癒したからこその反応なので、自身の治癒力に感謝しましょう。
寝相があまりにも酷く足や手を潰していた時には、痺れや痒みの反応もあります。
【人生ってのは痛いんだよ!】なんてセリフ、園子音監督の映画にありましたね・・・
・ また今日も仕事かと憂鬱気味 の場合は欲求のサイン
朝はそう感じても、職場に移るとそうでもなかったりする方。憂鬱度合いが日に日に増す方。毎日のルーティーンに飽きている方。様々ですが、これについては潜在意識がとても影響しています。潜在意識は自律神経のONOFFのスイッチを切り替える存在でもあります。
【楽しいことを増やす】【目標をつくる】【後ろめたさを残さない】【自分を信じる】これらのようなものが生活に足されるとすこしづつ変わっていくでしょう。思い切って転職するのは大有りかもしれませんよ。
・ 寝起きだけど仕事があるのでがんばる
言葉遊びのようなものですが、「寝起きだけど仕事があるのでがんばる」というより「寝起きだけど仕事があるのでがんばれる」と表現したいです。
自律神経の調整が上手でそれにマッチした強い身体をお持ちだと思われます。自分のこと、まわりの人、社会のことをきっと冷静に見ることができているかもしれません。しかし、たまには自分を労い自分へご褒美をなにかしてあげるとリフレッシュになります。強い身体だからこそ大事に。きっと周りの人からの信頼も厚いことでしょう。だからこそ大事に。溜めないことが大事ですから。
・ 朝はいつもさっぱり・・・治癒しているのか?否か。
これに関しては、大きく二通りに分けることができます。【自律神経のONOFF切り替え上手かつ、治癒力がモンスター級のケース】または、【自律神経のONOFF切り替えはできずに、ずっとONのケース】
前者の場合、すばらしいお身体の鍛錬具合です。しかし・・・なにかしらの試練がもうじきくるかも・・・ (蛇足な情報だったか?)
後者の場合、ずっとONなわけですから、治癒もひったくれもありません。寝ているつもりとなってしまったり、ボロボロな状態がヒートしていくわけですから【疲労骨折】【まわりとのズレ】【いつのまにか召された】というとても大きな緩衝がきます。
しかしこのようなケースは稀です。滅多にありません。
この状態だとしても一ヵ月後、半年後には辛い症状や睡魔に襲われたりするのでそこで解決される問題ではあります。
いかがでしたでしょうか。占い要素的文面もありましたが自分の状態を知るきっかけになれば幸いです。良し悪しではなく、どれも必要な要素であったりします。どれも経験さえしてしまえばおのずと自分のリズムが分かってくると思います。そして自分のリズムが分かってくれば来るほど、リズムを保つことの重要性と、リズムを崩す重要性を知ることができます。
小さい波、中ぐらいの波、大きい波、同時に混在し、影響されうる関係でもあります。まずは自分の身体の声を聞いて波を感じましょう。自分の波の浮き沈みが把握できたら調整も可能となっていきます。自分を調整できるようにさえなってしまえば社会の波の把握もできるようになっていきます。
調整法は様々な方法論がありますのでこちらも随時更新していきます。
最後までご覧頂ありがとうございました。
例のセリフは冷たい熱帯魚の最期シーンですよね。
冷たい熱帯魚のシーンです。あのセリフは耳に焼き付けられました。