こんにちは。
太極拳を半年前に老子から習っていました。
師匠の人柄が好きで、ご師事いただきました。
型を叩き込み、あとは身体の中の流動性を意識しながら実践です。上達や心地よさはあるものの、どこか腑に落ちない感覚があったのを覚えてます。
いつもお世話になっている整体のM先生にその旨をご相談したところ、M先生が通われている道場をご紹介いただきました。
東京、蒲田にある修功会さんです。
こちらにお世話になってから、腑に落ちました。
おそらく厳密に定められている角度や順番や心構え、緊張感などが関係しており今の私には合っているのかもしれません。
武術太極拳連盟が定める厳密な型の角度、重心移動、目線、流動性、美しさ、重心を下げることなどが体系化されてます。
自分の使いこなせない部位は苦しいし、意識することが膨大で頭はパンパンになってくるしで、はじめはヒイヒイ言ってました。
でも身体が十分に鍛錬できるものに出会えたことに確信し、毎日反復をかかさずに行っております。
正しい反復と、日常の試行錯誤は上達にかなりの追い風となってくれます。
整体の仕事と太極拳は深く関係していますから、楽しくて仕方ありません。
そしてお世話になって1ヶ月になりますが、入門太極拳の試験があり、合格しました。
太極拳は武道と健康を両立させる
太極拳には流動性や全身に神経を張りめぐらし、細かに動作する技術が要求されます。
これが歪みを正すことに繋がり、全身がポカポカと心地よくなっていくのが分かると思います。
太極拳の門を叩いて日が浅いうちはとことん型を身体に染み込ませていきます。型を覚えてからが本当のスタートで、身体の細かな動きを整えていきます。
積み重ね、日々を過ごすことで健康になっていくでしょう。
日常の身体の使い方から非日常の使い方へ
普段、私達は何気なく身体を動かし過ごしています。
コップを手に取ったり、服を着たり、会話のなかでも手や足の動きが変わったり、などです。
コップを取るときにも意識的に背中や肩や上腕や前腕を動かす人は稀だと思います。まず毎度毎度意識するのも大変ですし・・・
こういった場合は、ほとんどが全身が捩れを伴いながらぐにゅぐにゃと動き、なんとなく動かしているケースがほとんど。関節の正確な動きなんてあったものではありません。
その捩れは関節付近や頭部に主に負担がかかっていくのですが、それを解消、リセットしてくれるのが睡眠となるわけです。(睡眠の質が悪い方、間違った使い方をしすぎている場合は睡眠でのリセットが難しく、その場合は高熱でのリセットとなります。)
日常のなんとなくの動作を、太極拳で厳密に決められた動きのなかで躾をしていきましょう。
非日常の使い方が日常化するまで
おおよそ3ヶ月は様子をみましょう。
- 筋肉細胞が生れ変わるまで約15日
- 筋肉と腱が協調するまで約15日
- 脳が身体のサイクルに順応するまで約15日
- 骨の代謝が上がるまで約15日
- 筋肉と骨が協調するまで約15日
- 脳が身体のサイクルに順応するまで約15日
うまくいけば3ヶ月でかなりの上達が見込められます。
身体だけを単純計算すると上記のようになりますが、社会の事情が絡んでくると日にちを引き伸ばされたりします。
簡単にはいきません・・・
太極拳を続けた先
きっと3年も取り組めたら太極拳の基礎が見えることでしょう。(全容がうっすらでもみえたらいいなあ)
私は道教や武術に昔から興味がありましたから、それらの理解への助けとなっていたらいいなと思います。
また仕事である整体にも必ず役立ちます。身体を知ることになりますし、患者さんにもストレッチやエクササイズとして伝えるのもアリですね。
更に、自分自身の健康にも直接影響すると思います。仕事が楽になった、より楽しくなったといった未来を想像すると胸が踊ります。
自分自身の安定は患者さんに直接影響しますので、より強い安定を築く必要があります。
千里の道も一歩から
おわりに
運動神経のない私でも太極拳を楽しんでいます。
はじめて約半年になりますが、はじめる前に比べて、身体が軽くなり体調も全体的に良くなりました。
自分に合う運動があれば、健康に近づきます。
是非見つけて取り組んでください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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